Re-Start
夏が終わりました。
思い出といえば・・・
ひとつは、なんといっても、
久しぶりに帰った九州。
宮崎でオールスターゲームを観戦するハズが、
九州地方を襲った大雨のせいで中止。
翌日、実家の熊本に帰ろうとしたら、
大雨はそっちに流れやがって、電車が各地でストップ。
エライ思いをして、帰った。
でも、母親と久々にゆっくりしたり…話したり…喧嘩したり…
というのはとてもなかなか気分が良かった。
そして、もうひとつ、
甲子園観戦。
今年は計5日間も行った。
ご存知の通り、今年は球史に残るドラマチックな大会。
ボクがたくさんみに行った大会が、こんな素晴らしいモノになったのは
とてもラッキーだった。
今、とんでもなく大騒ぎになってる早実・斉藤の投球は3試合もみた。
怪物2年生・中田翔(大阪桐蔭)との対戦も生でみた。
この試合について、
ほとんどの人は、
斉藤がアノ中田を3三振に牛耳った試合…
という記憶だろうけど。。。
ボクにとっては、
何よりも、
初回。斉藤が大阪桐蔭の先頭バッターに対し見せたピッチング。
これには震えた。鳥肌がたった。
この試合は、まだ斉藤フィーバーが起こる前。
一部の高校野球ファン以外、ほとんど注目してなかった斉藤。
球場は地元・大阪桐蔭ファンがほとんど。
まして大阪桐蔭は初戦でアノ横浜高校をねじ伏せたばかり。
みんなの目的は…
果たして、大阪桐蔭がどんな勝ち方をするか?!
そして、中田の豪打がもう一度みれるのか?
その一点だった。
そんな甲子園の空気を変えたのが斉藤。
大阪桐蔭相手に真っ向勝負。
初回。
先頭バッターに対し…
初球いきなり!
146km/h ズドーーーーーンン!!!
(甲子園がどよめき『ウォォオオオ!!!!』)
二球目
146km/h ズドーーーーン!!!
(再び、甲子園が『ウォォオオオオオオ!!!!!』)
一気に、主役をもっていった。
アノ怪物・中田をひと捻りした投球も、もちろん凄かったけど、
この先頭バッターへ投じた2球での、
球場のざわめき感ったらなかった。
『いつも通り…気にしてません…』なんて、クールに装いながら、
球場のスピードガン表示であきらかに気合いの違いをアピールする斉藤。
ゾクゾクした。
これは生で見なかったら知る事出来なかっただろうな…。
準決勝、決勝(再試合の方)も生でみた。
決勝なんて、
一人で球場で観ながら、感動でずうっっっっっと泣いてた。
「永遠に終わらないで…」「こんな凄い大会が終わるのイヤだ…」
そして、「みんな感動をありがとう!!!」
みたいな感じで、ずっと涙が止まらず。
最終回、駒大苫小牧が1点差に詰め寄った時の、
誰からともなく球場全体が立ち上がり始め、
ほぼ全員が苫小牧を応援しだしたアノ盛り上がり…一体感…
一生忘れられないなぁ。
試合が終わったのに、誰も球場を離れようせず、
閉会式までみんなみてのも印象的。
み〜んな、あの素晴らしい空気をずっと味わいたかったんだろうなぁ。
閉会式も終わり、選手達も退場した時の
電光掲示板にうつしだされた、
シンプルかつ味わい深い言葉(※写真)に、また涙、涙。
夏、終わっちゃったなぁ。
本当、仕事もろくにせずに遊んでばかりだったけど。
楽しかったなぁ。
という訳で、9月1日。
今日から気分一新、Re-Startです!がんばろう!