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有田真平のブログ

Re-Start

shinpeiloser2006-09-01

夏が終わりました。
思い出といえば・・・


ひとつは、なんといっても、
久しぶりに帰った九州。


宮崎でオールスターゲームを観戦するハズが、
九州地方を襲った大雨のせいで中止。
翌日、実家の熊本に帰ろうとしたら、
大雨はそっちに流れやがって、電車が各地でストップ。
エライ思いをして、帰った。
でも、母親と久々にゆっくりしたり…話したり…喧嘩したり…
というのはとてもなかなか気分が良かった。


そして、もうひとつ、
甲子園観戦。
今年は計5日間も行った。
ご存知の通り、今年は球史に残るドラマチックな大会。
ボクがたくさんみに行った大会が、こんな素晴らしいモノになったのは
とてもラッキーだった。


今、とんでもなく大騒ぎになってる早実・斉藤の投球は3試合もみた。
怪物2年生・中田翔大阪桐蔭)との対戦も生でみた。
この試合について、
ほとんどの人は、
斉藤がアノ中田を3三振に牛耳った試合…
という記憶だろうけど。。。
ボクにとっては、
何よりも、
初回。斉藤が大阪桐蔭の先頭バッターに対し見せたピッチング。
これには震えた。鳥肌がたった。


この試合は、まだ斉藤フィーバーが起こる前。
一部の高校野球ファン以外、ほとんど注目してなかった斉藤。
球場は地元・大阪桐蔭ファンがほとんど。
まして大阪桐蔭は初戦でアノ横浜高校をねじ伏せたばかり。
みんなの目的は…
果たして、大阪桐蔭がどんな勝ち方をするか?!
そして、中田の豪打がもう一度みれるのか?
その一点だった。


そんな甲子園の空気を変えたのが斉藤。
大阪桐蔭相手に真っ向勝負。

初回。
先頭バッターに対し…
初球いきなり!

146km/h ズドーーーーーンン!!!
(甲子園がどよめき『ウォォオオオ!!!!』)


二球目 
146km/h ズドーーーーン!!!
(再び、甲子園が『ウォォオオオオオオ!!!!!』)


一気に、主役をもっていった。
アノ怪物・中田をひと捻りした投球も、もちろん凄かったけど、
この先頭バッターへ投じた2球での、
球場のざわめき感ったらなかった。
『いつも通り…気にしてません…』なんて、クールに装いながら、
球場のスピードガン表示であきらかに気合いの違いをアピールする斉藤。
ゾクゾクした。
これは生で見なかったら知る事出来なかっただろうな…。


準決勝、決勝(再試合の方)も生でみた。
決勝なんて、
一人で球場で観ながら、感動でずうっっっっっと泣いてた。
「永遠に終わらないで…」「こんな凄い大会が終わるのイヤだ…」
そして、「みんな感動をありがとう!!!」
みたいな感じで、ずっと涙が止まらず。


最終回、駒大苫小牧が1点差に詰め寄った時の、
誰からともなく球場全体が立ち上がり始め、
ほぼ全員が苫小牧を応援しだしたアノ盛り上がり…一体感…
一生忘れられないなぁ。


試合が終わったのに、誰も球場を離れようせず、
閉会式までみんなみてのも印象的。
み〜んな、あの素晴らしい空気をずっと味わいたかったんだろうなぁ。


閉会式も終わり、選手達も退場した時の
電光掲示板にうつしだされた、
シンプルかつ味わい深い言葉(※写真)に、また涙、涙。


夏、終わっちゃったなぁ。
本当、仕事もろくにせずに遊んでばかりだったけど。
楽しかったなぁ。


という訳で、9月1日。
今日から気分一新、Re-Startです!がんばろう!