プチ美学
気づいた。
ボクには些細な美しさが宿っている。
ボクは電車に乗っても、絶対に座らない。
電車では必ず座るのだ!なるべく座りたい!…という意識を持ってると、
乗り込んだ際に、まず空席を探す。
チラチラ、キョロキョロ。
客観的にみんなを見てると、その席を探すツラのあさましいことあさましいこと。
目も当てられないほど、ガツガツしたツラ。
どんなにオシャレした女性も。カッコイイ男も情けないのだ。
ボクは電車に乗り込む際、座るという概念を放棄している。
だから、ボクは電車に乗り込む時のオーラが一人だけ違うハズ。
何ともいえない、清楚な空気が出てるハズだ。
電車で、どこからともなくマイナスイオンを感じたら、
それはボクだと思って頂いて間違いない。
また…
道を歩いている際、自分のレーダーにイイ女が引っかかったとする。
そしたら大抵の男性は、
どこかにイイ女にいねぇかな…というアンテナを立てて歩いてるので、
遠くを歩いてる時のガン見〜スレ違う時のチラ見〜
という一連のムーブをすると思う。
でも、ボクは絶対にしない。
前はやってたけど、ここ何ヶ月前から一切やめた。
もちろん、ボクのアンテナにも街角のイイ女は引っかかってくるんだけど…。
一瞬でもそういう女性が遠くに見えたら、スレ違う時…
あえてよそを向く。それ程までに、その行為も嫌い。
客観的にみてると…
女性にチラッと送るツラといったら、どんな二枚目でも
薄汚い表情、っつうかエロイ顔になっている。
みっともないったらありゃしない。
あと…
街でパンチラ、ブラジャー的なモノが見えそうな瞬間もそう。
大抵の男は見る。
ジッとか、チラッとか度合いは置いといても。
必ず目線を送る。
ボクはそれも絶対にしない。
当たり前なのかも知れないけど…ボクは美しさに満ちてるなぁ。
ま、どうでもいいけどね。