センバツ
朝7時品川駅集合。
後輩作家と大阪へ。
今日から始まった選抜高校野球を観戦するため、甲子園へ。
僕らが到着したのは、開会式終了後の第1試合直前。
驚いたのは、観客の多さ。
注目の怪物大阪桐蔭・中田翔が登場する第2試合の頃には、
バックネット裏、内野席はほぼ満員。外野席にも多くの人が。
開幕日から好カード・注目の選手が続々登場するのもあるのでしょうが、
何より去年の『夏の甲子園ドラマ』の余波ですかね。
『甲子園では何かが起こる』という大きな期待がみんなにあったんでしょう。
で、試合を見た感想は…
やっぱり高校野球は夏だなぁと。
もちろん!
選手は勝利を目指して必死にやってるとは思いますけど…
『これが最後になるかも知れん』という、悲壮感とか刹那な感じが
何となく薄いといいますか。
それは実際にグラウンドで試合してる側の意識なのか…
見る側の見方が弱いのか…季節の問題なのか…色々要素はあるのでしょうが。
球場内の熱気は明らかに弱かったなぁ。
収穫もありました。
○試合前ノックの大阪桐蔭
めちゃめちゃテキパキしてて、声も出てて、しかもみんな上手いし。
さっすがは野球少年のエリート集団!と思いました。
あんな勢いでやられたら、相手チームは「こりゃかなわん…」と思うだろうな…と。
○仙台育英・佐藤
とにかく速い!
第1試合の大牟田・阿部、佐野日大・出井
第2試合の大阪桐蔭・中田、日本文理の栗山
それぞれ雑誌等ではプロ注目の好投手などと言われ、
生で見るのを楽しみにしてた投手達が実力を出し切れず、
期待を裏切ってく中で、
仙台育英の佐藤だけはケタ違いに凄かった!
指を故障した…なんて報じられてたし、その前のピッチャー達の流れもあったし、
こりゃダメだろうなって思ってたら、
初回から148km/hズドーン!
それでその後も、140km/h台をビュンビュン!
まさかまさか…なんて思ってたら
150km/h!!!
出してくれました。
以上。
やっぱり夏ですな…と実感した一日。