重い 暗い 最低 でも本物
ボクは…
プロのOBでもなければ、
野球評論家でもないくせに、
偉そうに野球を論じたりするヤツ、大ッキライなんだけど。
誰かの受け売りや新聞の情報なんかを、
さも自分の考えかの如く語っちゃう、自称・野球通みたいな
浅っさいヤツとか、大ッキライなんだけど。
今回は勘弁してください。
ボクも偉そうに語ります。
それほど久々に興奮するシリーズなんで。
日ハムvs中日
味わい深いカード。
どの解説者や評論家に尋ねても、
「今年は、ファイターズが一番強い!」って答える。
正直…
評論家達って、思ってもない球団を
立場上イチ押ししてること多いんだけど…
オフレコで尋ねると
声を揃えて「今年はファイターズが相当強い!」って答える。
なぜか…。
去年優勝した際の大きな原動力、
小笠原、新庄、岡島が抜け、
大活躍した左腕・八木も絶不調。
チーム全体の打率、HR、総得点がリーグ最低。
チーム防御率もけっして1位だった訳じゃない。
そんな日ハムがなぜ?!
リーグを制し、Cシリーズでどこも叶わなかったのか?!
どの評論家をも唸らせているのか?!
明日からのシリーズで分かる。
一方のドラゴンズ。
クライマックスシリーズでは、
いちいちのプレー&選手の動きに意味や意図が見えて、
ドラゴンズの試合はホントに面白かった。
守備位置の変更から、打者と走者の意思疎通まで…
いちいち考えられてた。
レベルが違い過ぎて、
漠然とただ投げたり、打ったりするだけの
巨人や阪神が、正直可哀想にみえちゃった。
マウンドに上がる落合監督が
絶対に走ってくれないあのチンタラぶり…
投手交代もよそより多いし…投手の間合いもやや長目。
それを日本野球ならではの『間』だというなら、
勝利することで、
味わい深い技術の高さで、プロの世界を表現して欲しい。
ダルビッシュ&憲伸
明日、マウンドに上がるであろう
この二人は段の大きく違う超超超一流。
結果的にゼロが並んでるのとは訳が違う、
投手戦の教科書のような試合が見られるハズだ!
ノーアウト1塁。
セオリーなら送りバントでキッチリ送りたいトコ。
ワン(ノー)アウト3塁。
最低でも犠牲フライやスクイズで1点欲しいトコ。
この二人は、
簡単に送りバントもさせないし、
犠牲フライすら打たせない投球を見せる。
楽しみだ。
明日からのシリーズは、
スポーツニュースのダイジェストだけじゃ、
全然伝わらないハズ。
そんくらい両チームの野球は深くて分かりづらいってこと。
ちなみに…
日ハムには走塁のサインだけで何十種類もあるらしい。
そんだけ細やかななんだなぁ。いちいち。
ボクはこういう一見、通ぶった文章が大キライ…
自分でも「何を知ったかぶっちゃって…」って思うし…
ただ!
明日からのシリーズは、ホントに面白いんだ!と。
ただモノじゃないんだ!と。
それだけは世に知らせたいと…。
いっこうに回復の兆しを見せない風邪。
熱も38度前後…咳、鼻水もサイアク。
そんなボクでも、
テンションの上がるシリーズなんですよ!と。